如月の晦日

なるほど「三寒四温」とも「寒の戻り」とも言いはしますが、何もここまでしなくてもいいじゃないか・・・などと思わず口をついてしまう程に冷え込んだ一日でした。

気象庁のデータを見てみると、今日一番気温が高かったのは日付が変わってすぐの頃で、その後は北よりの風が吹き続いて気温は下がる一方。普段なら一番気温が上がっていそうな午後３時～４時頃が最も寒くなっていた様です。

場所によっては一時霙（みぞれ）や霰（あられ）なども観測されたという事ですから、ここ数日の春めいた陽気が本当にウソの様。まったくもって“油断もスキも無い”という表現がピッタリしてしまうのがこの時期の空模様・・・という事でしょうか。

明日はどうかなと予報に目を転じてみれば、気温は今日よりもやや高めながら日中は「曇り」で、夕方から夜にかけては再び「雨」という予想。

北西風に乗ってはるばる日本へやって来る大陸からの寒気は、どうやらまだまだ“ヤル気のあるところ”を見せておきたいみたいです。

春が少しばかり後じさった気がした「如月の晦日」でした。