北よりの風
今日の東京地方は久々に夏らしい空、夏らしい陽射しが戻って来た感じでした。
それでも盛夏のあのムワッとした暑さとは明らかに異なって、吹く風の中には確かに仄かな涼味が含まれている様です。
気象庁のサイトでアメダスの日データを眺めてみれば日中の最高気温は31.7℃止まりだし、何より最低気温がシッカリ22.7度まで下がっているのが過ごし易さの要(かなめ)になっている気がします。
そしてカラダで実感していた風の涼感を裏付けるかの様に、今日の風向は終日北寄りの風が卓越していました。最初から最後まで「北北東・北北西・北東・北」がずらりと並んでいます。
加えて日中の湿度も概ね40%台という低い水準で推移していましたから、全体にカラリとした気持ちの良い暑さになる条件が揃っていたとも言えそうです。
そして夜になると、まるで陽が落ちるのを待っていたかの様にグンと湿度が上がって、今度は一転して比較的シッカリとした雨降りとなりました。
こういう空気感を味わうと「あぁ、もう夏も終わりなのだな」という気が強くして来るのですが、どうやら台風12号による雨・風などへの影響も今週一杯は看過出来ない模様です。
例年通り「野分」のシーズンが到来して、夏の空気から秋の空気へと一息に入れ替わる時節がついにやって来た・・・という事なのでしょうねぇ。