文庫での復刊
お~今日はこれまたいい天気・・・ていうか、なんかちょっと暑くない?と日中をシャツ1枚で過ごしましたが、気象庁のデータによると今日の東京地方の最高気温は25.5℃。夏日でした。
一方で今日の最低気温は15.9℃だったという事ですから、その気温差たるや9.6℃。これでは体調管理や着るものの選択が難しいのも道理です。
帰る道すがら久しぶりに新刊書店に立ち寄って文庫・新書のフロアをウロウロしていたのですが、小1時間ほど滞在する間に手に持っていた上着がシッカリ復活していました。
さて、今日はこれまで手に入りにくかった書籍の文庫での復刊が数点。目に付いたのは『高橋秀俊の物理学講義:物理学汎論』と森口繁一氏の『応用数学夜話』(共にちくま学芸文庫)、それに柳田邦男氏の名作『空白の天気図』(文春文庫)。
高橋氏の著作については丸善から出ていた旧版を既に読了済みなのですが、これは是非とも文庫で手軽に持ち歩きたい一冊。学習院大学の田崎晴明氏が新たに解説を書き下ろしている事もあって迷わず購入です。
柳田氏の作品についても新潮文庫の旧版を何度も読み返していますが、こちらも著者による「文春文庫版へのあとがき」と鎌田實氏による解説、それと本文中に資料写真が数点加えられた「新装版」となっていたので改めて何度目かの再読を試みる事にしました。
森口氏の本は古書店などで度々目にはしていたのですが、これまで何だかんだとタイミングが合わず購入に至ってなかった一冊。もちろんずっと読みたかったものなのでこちらも持ち帰る事に。
普段古書籍を買い慣れていると、さすがに「文庫3冊で3500円超えるのか~」と思わなくもないのですが、まぁそこはそれ。たまにはいいでしょう。
空白の天気図―核と災害1945・8・6/9・17 (文春文庫)
- 作者: 柳田邦男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/09/02
- メディア: 文庫
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