蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

ブックフェスティバル2011

昨日の神保町は「神田古本まつり」と「神保町ブックフェスティバル」の2本立て、しかもキレイな秋空が広がる好天にも恵まれての大変な盛況ぶりでした。

「古本まつり」の方は来月3日までありますから、昨日は「ブックフェスティバル」を中心に品定め。午後1時頃到着すると会場のすずらん通りは既に黒山の人だかりで、歩道を歩くのにも一苦労する程の混雑ぶり。

お目当ての出版社ブースに辿り着いてもジックリと商品を吟味している余裕は無いので、パッと見て直感的に「コレいいな」と思ったら“即買い”するのが基本です。

今年は残念ながら理工系出版社のブースでこれぞという「掘り出し物」を見つける事が出来なかったのですが、その分人文系の総合出版社から良いものが沢山見つかった気がします。

特に中央公論新社のブースでは「中公新書」と「自然選書」からの品切れ本が大量出品されており、見応えといい選び甲斐といい充分過ぎる程の商品構成となっていました。

また初めて立ち寄った慶應義塾大学出版会のブースでも面白そうな力学の本を発見。東京大学出版会では気候変動に関する品切れ中のテキストを、朔北社では昨年に引き続き社長さん自らの力強いお薦めで新刊を1冊購入する事に。

結局最終的には、これまでで最多となる15点の書籍を持ち帰る事になりました。今回は高額な専門書が無く一般向け新書・選書の類いが中心だったのでその分購入点数が増えた・・・といったところでしょうか。

四六判以下のサイズばかりだと量が多くてもあまり嵩張らないので、帰宅途中が比較的ラクチンだった今年のブックフェスティバルでした。