蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

霜月の朔日

霜月の朔日はまるで絵に描いた様な秋の空。高い高い空に巻積雲(うろこ雲)が浮かんで、どこから見ても「これぞ秋!」と言いたくなる完璧な空模様でした。

こんな日は公園か河川敷でもユックリと散歩できれば言うこと無しなのでしょうが、月初めの1日とあってはなかなかそうも行きません。

例によって例の如く、ルーチン・ワークに追われてバタバタする内にいつの間にかすっかり夜・・・というパターンでしたが、帰宅時には2つ手前の駅で降りて自宅まで歩いてみました。

乾燥した夜の冷気が暑くもなく寒くもなくとても爽やかで、2駅ばかりのちょっとした散歩には持って来いの空気感です。

歩きながらも頭の中では今練習しているいくつかの曲が流れ、手は自然に腰のあたりを叩いて“道すがらの個人練習”状態。手すさびにそんな事をしながらだと、20分ばかりの道のりもアッという間に過ぎてしまいます。

無事に帰宅してからは、先程まで頭の中で鳴っていた次回セッションでの予定曲を実際に流しながら、今度はゴム製の練習パッドをパタパタと。暫しの“宅練タイム”です。

そう。お察しの通り、今月は何とか主要メンバーが数回程度は集まれそうな感じなので、ひと月ぶりに「セッション・ナイト」を楽しむ予定なのです。

部屋の窓を開け放ち、ドラム・スティックと戯れる内に更けて行った「霜月の朔日」だったのでした。