蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

大盛定食屋

今日の『朝日新聞』朝刊の第2東京面に掲載されていた「@秋葉原」という特集記事。本日の見出しは“定食屋、心も満腹~「やっちゃ場」と育った老舗、街の語り部”となっていました。

何と言っても軽い衝撃と共に目に飛び込んで来たのは、記事の3分の1程のスペースを占めている数点の写真の中の一枚。

出前用の寿司桶のような容器にうず高く積み上げられたオカズと、文字通り“テンコ盛り”によそわれている白いゴハンの画像です。

写真の脇に添えられたキャプションに目を遣ると、“「あだちランチセット」。ご飯は「軽め」”とあるのですが、そこに見えるのはどこからどう見ても「超特盛り」といった風情。

思わず我が目を疑って記事を読み込んでみると、外神田にある「あだち」という定食屋で供されているメニューのようです。その店主からはこんなコメントが寄せられていました。

“「ご飯は『軽め』で3合前後、『普通』は6合。おかわり無料だから、2合の『2軽』、1合の『3軽』あたりを頼むのが無難だよ」”

え?え?「軽め」が3合??で、「普通」が・・・6合!!

しかもおかわり無料・・・ってコレおかわりする奴なんているのか?と思いきや、“昔は2升に達する「大盛り」を完食する豪傑もいた”とあっては、最早絶句するしかありません。 

私だって御飯は今でも結構よく食べる方だと思うのですが、それでも3合の御飯を日常的に食べていた記憶といえば、スポーツ三昧の毎日を送っていた中高生の頃以来のことでしょうか。

でもこの記事を読んでいたおかげなのかどうなのか、今日の夕餉(ゆうげ)に設(しつら)えた炊きたて御飯の何とも美味しかった事!

・・・もちろん2合で充分でしたけど。