「四川風雑炊」風雑炊

不測の事態が起こって出来てしまったちょっと多めの冷御飯。

ん～どうしようかな。炒飯にするにもお茶漬けで流し込むにも少～し多すぎる感じの実に中途半端な量なのです。

まだ温かい内にオニギリにしておけば良かった・・・などと今さら思ったところでアトの祭り。冷蔵庫の中を睨みながらしばし考えて「よし、雑炊にしよう！」。

昨日同様に今日の日中もとてもキレイに晴れ上がっていましたが、空気が乾燥しているせいか陽が落ちるとやや肌寒いくらいなので丁度良いかなと。

アッサリと和風の醤油味にしても良かったのですが、今日はラーメンスープの小袋があったのでコッテリ風味の味噌味にしてみました。

お湯を沸かして味噌ラーメンスープの素を入れたらすかさずご飯を投入、続いて間髪を入れずに有り合わせの野菜やキノコも入れて数分間加熱。

沸騰して吹き上がったところで火を止め、溶き卵を回し掛けてかき玉風にして出来上がり。食べる直前に七味唐辛子を少し多めにふってラー油もちょっと垂らして「四川風味噌味」といった趣向です。

ラーメンライスがあれだけ美味しいのですから、ラーメンスープで作る雑炊が美味しくなるのはまぁ当然といえば当然なのですが、それにしても美味。

お鍋から陶器のお椀に取り分けながら木製のレンゲで口に運んでいると、中華料理の締めを愉しんでいる気分になって来る程でした。

瞬間的な思い付きにしては大成功だった夕食のひとコマです。