南米文学とアフリカ音楽
今日の東京地方は日中の最高気温が26.4℃、最低気温の方も18.7℃と比較的過ごし易い一日となりました。
もちろん例によっていつもの如く元気に神保町を歩いていたのですけれども、馴染みの一軒でマリオ・バルガス=リョサの代表作にして木村榮一氏の訳による『緑の家』(新潮文庫)を見付けてもうそれだけで上機嫌。
現在は版元を岩波書店に変えて上下2巻組のスタイルで手に入れる事が出来るのですが、旧新潮文庫版は1冊にまとまっており何かと取り回しが良くて助かるのです。
それに新書をもう一冊加えて今日はもうこれで充分かな・・・と足取り軽く歩いていると、こちらも顔馴染みの中古盤屋さんの店頭では恒例の「100均セール」を開催中。
それではと少しばかり腰を据えて品揃えを検分し、ややあってから選び出したのは5枚のCDでした。ルーサー・ヴァンドロスにホリー・コール・トリオ、ソフィー・B・ホーキンスにガービッジ、加えてもう1枚は初めて目にするアフリカ音楽のコンピレーション。
・・・そして帰宅した今、部屋の中で低く流れているのはそのアフリカ音楽。米国の Narada Media というレーベルから1996年にリリースされた "African Voices - Songs of Life" というアルバムです。
これはもう想像した通り、本当にクォリティの高い音楽。時々こういう「超」の付く掘り出し物があるから、ウレシイのです。