蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

十六夜のスーパー・ムーン

帰宅途中に何となく空を見上げると、まだ空の低い位置にある月はうっすらとした雲の向こうにありました。

しかしその雲のヴェール越しにもハッキリと判る「十六夜(いざよい)の月」の輝きの強さ。そういえば昨夜は月が地球に最も近接した状態での満月「スーパー・ムーン」が見られたのでした。

残念ながら昨日はその事を完全に失念していて夜空に目を遣る機会自体が無かったのですけれども、見れば今夜の月も充分過ぎるくらいの明るさと大きさです。

そこで一旦帰宅して普段着に着替えてから多摩川に出て、すっかり高く昇って煌々と輝いている月を眺めながらのお散歩を愉しむ事に。

充分に「デイ・アフター・スーパー・ムーン」を堪能した後の帰り路、ふと思い立って街灯で照らされた土手の上から光の届かない河川敷へと降りてみたのです。

すると体の左側には遠くなった街灯からの光によるボンヤリとした影、そして目の前には背後からの月明かりによるクッキリとした影。

それからしばらくの間は2つの影を道連れに、涼しい夜風を身に受けながらの夜の散歩を堪能していたのでした。

散歩を終えて再度帰宅してからは、改めてウェブ上にあるスーパー・ムーン関連の記事をチェック。やはり・・・というべきか、最も要を得た解説が得られたのはNASAのオフィシャル・サイトによるものでした。

リンクを張っておきますので興味を持たれた方はどうぞ。(英語です)

http://moon.nasa.gov/newsdisplay.cfm?Subsite_News_ID=44049&SiteID=6&iSiteID=1