蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

水無月の晦日

比較的雲が多くてドンヨリとした空模様ながら時折吹く南風も柔らかく、そう悪くない空気感に包まれた「水無月の晦日」でした。

気象庁アメダス・データによれば、本日日中の東京地方の最高気温は27.8℃で最低気温の方は22.0℃。「暑いー!」となる一歩手前でどうにか踏みとどまっている・・・という感じでしょうか。

せっかくなので窓を開け放って部屋の中にたっぷり風を入れながら、午前中を新聞とラジオと淹れたてのコーヒーに費やして、午後からはCDやLPを愉しんだり洗濯機を回したり。

夕方の比較的早い時間に地元の商店街で暮らし向きのものを買い求め、あとは夕食前のひと動きとばかりに、近所の“チェーンストア系新古書店”まで足を延ばします。

いつもの様に新書・文庫のコーナーを眺めていると、今日は「105円均一」の棚に面白そうなものがチラホラと。

しばしの間背表紙を読んでは手に取って、今日はその中から2点を選んで持ち帰る事にしました。一冊は自然科学系のベストセラーでもう一方は社会科学系の品切れ本。どちらも興味深いテーマを採り上げています。

帰宅してからは、先だってお豆腐屋さんで買い求めておいたおぼろ豆腐を冷奴で愉しみながらのささやかな夕餉です。お味噌汁には刻んだ茗荷をひとつまみ入れて香り高く。副菜のセロリのお新香が食欲をそそること!

特別な事は何もありませんでしたが、つつがなく過ぎて行った「水無月の晦日」だったのでした。

・・・さあ、明日からは今年も後半がスタート。「文月の朔日」です。