蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

雪国の朝の話

・・・一昨日セッセと励んだ雪掻きのおかげで、なかなか背中や脇腹の筋肉痛が取れません。

北陸の富山県に住んでいた頃なら冬はほぼ毎日の様にやっていた事なのですけれども。やっぱり雪掻きに使う筋肉って普段はよっぽど使ってないのでしょうねぇ。情けない限りです。

思えば富山での冬は、一旦降り始めると20~30センチ積もるのはすぐだったので翌朝からは即座に雪掻きの日々でした。

朝起きたらまず玄関から家の前の道路までの間を雪掻き。眠くても面倒でもこの朝の雪掻きをやっておかないと、昼間に更に雪が降り続いたりすると夜帰宅する頃には文字通り「とんでもない事態」になってしまうのです。

一旦通りに出てしまえば大方の道路は融雪されているのですが、職場に着けば当然ながら事務所の玄関から道路までの雪掻きです。

それが終わると倉庫のシャッターを上げて、今度は営業車とその周辺の雪掻き・・・とここまでが「始業前のひと仕事」だったり。

しかし朝からそういった作業をやっていると、もちろん手先足先などはそれなりに冷たいのですがカラダはすぐに温まって、あまり厚着をしていると却って汗ばむくらい。

なので富山に住んでいた数年間というもの、実は大した防寒着は持っていませんでした。特にぞろぞろとしたロング・コートなどはそんな作業の際や膝まで届く雪の中を歩く時にはジャマになるだけなので、着ている人自体殆ど見掛けなかった気がします。

とまぁそんな昔話を思い出すのも、まだ筋肉痛が完全には取れ切ってないせいではあるのですけれども・・・。