トリロジー
雨がすっかり上がった夕方の遅い時間になってから、散歩がてら神保町まで足を延ばしました。
古書店街は概ね店仕舞いしていたので、少し遅くまで開けているお店を冷やかしておいてから裏通りにある小さな中古盤屋さんへ向かいます。
お店に到着してみると、今日は月末恒例のオール200円引きセールを実施中。これ幸いとしばしの間品揃えを検分することに。
棚を順番に見ていく内に、昔アナログで聴いていたアルバムでまだCDを所持していないものが数点目についたので、その中からチョイスしてみる方向で。
昨日ラジオで流れていたパブリック・イメージ・リミテッドにしようか、ザ・フーもいいな、いやいやこっちのイーグルスも悪くないぞ、それとも向こうのハンブル・パイにするか・・・。
洋楽棚のおしまいにはプログレッシヴ・ロックとハード・ロックを一纏めにしてあるコーナーがあって、そこでとある1枚に目が留まりました。
「あ、今日はこれにしよう」
ジャケットを見た瞬間にほぼ即決です。しばらく前からオリジナルのアーロン・コープランドの方じゃなくて、このバンドがアレンジ・演奏した「ホウダウン」がしきりに脳内再生されていたところだったのでした。
イソイソとレジに運んだのはエマーソン、レイク&パーマー1972年の作品『トリロジー』。彼らの「ナットロッカー」も昨日ラジオの同じ番組で流れていたので、順当といえば順当なセレクトではあったのですけれども。