蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

(水・米・日)+青

今日は二十四節気のひとつ「清明」でした。では早速辞事典をあたってみる事にしましょう。『最新気象の事典』(東京堂出版)には

【せいめい】 清明

二十四節気の一つ。太陽黄経15度で4月5日ごろ。春さきの万物清らかで、はつらつとしているさまをいったもの。関東以西のソメイヨシノが花ざかりとなるころである。

とあります。じゃあ今年は何故4日なの?というと、『国語大辞典 第二版』(学習研究社)にはこんな記述があります。

①清らかではっきりしているようす。 ②二十四節気の一つ。春分からかぞえて十五日目。太陽暦で四月五日ごろ。

そこで先日めくったばかりのカレンダーをちょっと元に戻してみると、今年の春分は3月20日だった訳ですから、そこから数えて15日目の今日4月4日が「清明」にあたる・・・という事になります。

解字的には「青」の字が“きれいに澄んだ状態”の意で、従って清明の「清」は“きれいに澄んだ水”の事。だから“きれいに磨いて澄ませたお米”は「精」米だし、“お日様できれいに澄んだ空”は「晴」天となるのだそうですよ。