蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

フットステップス

今日11月8日は二十四節気のひとつ「立冬」です。暦の上では今日からが“冬”という事ですが、今年は残暑が長く後を引いたせいか、気分的にはまだ秋もホンの戸端口といった感じです。

では今日の語釈は『気象科学事典』(東京書籍)から。

【りっとう】 立冬

二十四節気の1つ。太陽が黄経225度を通る時刻。太陽暦で11月7日ごろ。暦の上で冬が始まる日で、この日から立春の前日までが冬。北日本では初雪の降るころ。関東以西は木枯らしの吹き始めるころ。

なるほど。では関連語句としてもうひとつ、こちらもこの時期になるとしばしば耳にする「木枯らし」も見ておく事にしましょう。

【こがらし】 木枯らし

晩秋から初冬にかけて、木の葉を吹き散らす冷たい北寄りの強風。気象庁天気相談所では、10月半ばごろから11月末日までの間で、西高東低の冬型の気圧配置になったとき、北から西北西までの風が、最大瞬間風速毎秒約8m以上吹くときを木枯らしといっている。この期間に初めて吹く「木枯らし1号」は、東京と大阪では暦の立冬のころ(11月7日前後)に吹くことが多い。

気象情報によるとこの週末から土日にかけて、関東地方ではお天気がやや崩れ気味となる模様。もう少し長く秋を味わっていたい気持ちとは裏腹に、これからは一雨毎にずんずんと冬が近付いて来るのでしょう。