芋蔓式
ここ東京地方においても今日の晴れは「貴重」という事だったので、夕方神保町へ足を延ばして古書店街をブラブラしました。
本日が給料日というところが多いせいもあってか、平日にも拘らずそこそこの人出で賑わっている靖国通りを、店頭の均一台中心に眺めて歩きます。
比較的状態の良い新書の品揃えがあちこちで目立っている感じだったので、数軒目に覘いた馴染みの一軒で丸山眞男と加藤周一の両氏による対談『翻訳と日本の近代』(岩波新書)を買い求めておく事に。
ずっと読みたかったのに何となく買いそびれていた一冊だったのでラッキ~♪と機嫌よく歩いていると、あるお店の均一台では阿部謹也氏の『ヨーロッパ中世の宇宙観』(講談社学術文庫)を発見。
阿部氏の本はどれを取っても面白くない訳が無いので、未読のものを見つけたら取り敢えず手に入れておいて損はありません。
読み応え充分の2冊が手元にやって来たのでこれで充分かな・・・と思っていたところへ、最後に訪ねたお店の店頭で、こちらもちょうど読みたいと思っていた野崎昭弘氏の『離散数学「数え上げ理論」』(講談社ブルーバックス)が見つかりました。
何だか今日は「読みたいリスト」の上位に位置している3冊が、ホイホイホイと続けざまに出現して来た感じです。
時々こんなステキな日があるから、やっぱり古書店巡りは止められませんねぇ。
離散数学「数え上げ理論」―「おみやげの配り方」から「Nクイーン問題」まで (ブルーバックス)
- 作者: 野崎昭弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 新書
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