蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

真夏日

今日の東京地方は久々に夏らしいダイナミックさを感じさせる空模様でした。何でも「真夏日」を記録したのは7日ぶりの事になるのだとか。ここのところずっと涼しかったですものねぇ。

気象庁のデータによると日中の最高気温は31.1℃、最低気温の方は24.3℃。ただ日照時間そのものは必ずしも多くなく、むしろ終日晴れたり曇ったりといった感じ。

それでも時折目にした豪快に立ち上る積乱雲はやはり真夏の風情。特にビルの谷間から覗き見るそれは、傍らに対象物があるだけその大きさが殊更際立って感じられます。

ここ数年“夏は猛暑日”が当たり前の状態になりつつありますが、やはりこの「真夏日界隈」を中心に推移する空気感が、日本の夏の暑さとしては“程が良い”という事になるのでしょうか。

陽が落ちてからは気温がやや下がった反面湿度がグンと上がって、夜遅くになってからは雨も降り始めました。

しかし考えてみればほんの数年前まで、都心といえども夏の暑さといえばちょうど“今日のこの感じ”、この位が普通だった様な気がするのです。

まぁ人の五感にまつわる記憶は思っている程アテにはならないそうですが、何となくそんな気がしています。その内機会があれば気温データの比較でもしてみたいところですね。