カロシ・トラジャ

今日は何だか暖かいなぁ・・・と午後から買い物に出掛けた日曜日。

まずは隣町の大型衣料品店まで足を延ばして、この冬に着るべきものをいくらか買い求めに。特に裏フリースの「ウォーム・パンツ」なるものがヴァリエーションも豊富に山積みされていたので早速試してみることにしました。

数点の衣料を抱えて一旦自宅へ戻り、タグを取って収納も済ませてから今度は地元の商店街をブラブラ。

あちこちへ立ち寄りながら最後に行き付けの珈琲豆屋さんを訪問。実は前回でお店が発行しているスタンプ・カードが一杯になったので、今日は特典としてどの豆も２００ｇまで無料でサーヴィスして頂けるのです。

こういう時は店主に丸投げして選んで貰うのがイチバンと心得ているので「お薦めは？」と尋ねてみれば、待ってましたとばかりに数種を選んで下さり、続いてそれらの豆についてのウンチクがひとくさり。

ああだこうだと遣り取りをして「ではこれを」と選んだのは、インドネシア産の「カロシ・トラジャ」という品種。酸味がよく立つ香り高い一品なのだとか。

おもてなしの試飲コーヒーを頂きつつ、お薦めのローストに焙煎されるのを待つのも愉しい時間。豆が出来上がって受け取る際にも再び笑顔で「いい香りですよ～」と店主。「明日の朝が楽しみです」と私。

夜空に低く浮かんだ見事な満月を眺めながら、明朝に飲むコーヒーの風味を想像して既にシアワセな気分に浸っていた「霜月の夜」だったのでした。