文月の晦日
今日は早めに帰宅して近所の自家焙煎の珈琲豆屋さんまで足を延ばしました。
昨日で豆のストックが切れてしまって今朝は「起き抜けの一杯」が飲めないというハメに陥ってしまったので、夕方真っ直ぐ帰宅して最寄り駅から直行。何とか閉店前に訪問する事が出来ました。
もう何年も通っているうえ、注文するのはいつも同じ銘柄を同じロースト具合にして貰っているので、お店に入って「いつもの」と一言言えばすぐに焙煎して下さいます。
そして焙煎が仕上がるまでの間、店主が淹れてくれたお薦め銘柄のコーヒーをミニ・カップで試飲しながら、何だかんだとよもやま話に花を咲かせるのも毎度おなじみの風景です。
この店主とはほぼ同年代というせいもあってか、特別に気を使わなくてもいろんな点でよく話が通じるので、会話をしていて「話題に困る」という事がまずありません。
特に共通の趣味である自転車の話や音楽の話やPCの話なんかになるとまぁお話が弾むこと弾むこと・・・もちろん他愛のない街の話題やお天気の話題でも同様ではあるのですけど。
今日は御多分に洩れず近頃の不順な天候の話などでひとしきり盛り上がり、お店を出た時は既に閉店時刻を10分ばかり過ぎてしまっていました。
煎りたて挽きたてで袋越しにも仄かな温かさが伝わるコーヒー豆を手に、まだまだ蒸し暑い地元商店街をブラブラと帰途についた「文月の晦日」だったのでした。