蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

大寒の夜に

今日1月21日は“一年中で最も寒くなる”とも言われている、二十四節気の一つ「大寒」でした。

昨日の天気予報では、東京にも午前中雪が予想されていたので交通機関の乱れはある程度覚悟していたのですが、幸いにも降雪には至らずまずは一安心。

ではホッとしたところで、いつもの様に語釈を少し。

【たいかん】 大寒

二十四節気の一つ。太陽黄経300度で1月21日ごろ。寒さの絶頂期であるが、「小寒の氷が大寒にとける」というように暖かさのめだつ年もある。房総以西の太平洋岸地帯では寒さの中でウメが咲きはじめる。

東京堂出版『最新気象の事典』より抜粋)

そういえば1997年版の『気象年鑑』によると、日本で観測された最低気温は気象官署では1902年1月25日旭川市の-41.0℃、観測所だと1931年1月27日美深の-41.5℃というのが日本一なのだとか。

さすがにこのクラスとなると俄かには想像もつかない世界ですが、北海道出身の友人が「冬は凍っちゃマズいものを冷蔵庫に入れとく」とか、長野県に住んでいた知人は「冬食卓に出したままにしておいたラー油が凍ってた事がある」とか、妙に自慢気に話していたのを思い出していました。