蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

立春とウィンター・デイ

街にうっすらと白いベールを被せるには十分な量の雪が降った昨日から一転、今日の東京地方はキリッとした青空が広がる晴天となりました。

それでも道路はいたる所で凍結しているし日の当たらない場所には雪が残っているしで、実際の気温以上に“見た目”の寒さで身が引き締まります。

帰宅してから夕刊を広げると、東京都心では朝方に最低気温-0.1℃を観測して2年ぶりの「冬日」となった事を伝えていました。

気象庁監修の『予報作業指針 予報用語』によると「冬日」は“日最低気温が0度未満の日”と簡潔に定義されていますが、せっかくなのでもう少し。

【ふゆび】 冬日 (winter day)

霜日ともいう。日最低気温が0℃未満になる日で、真冬日とともに雪や霜のおそれのある寒い日を示す指標。平年(1961~90年の平均)の年間日数は、札幌135、仙台85、東京20、大阪14、福岡14で、那覇には冬日がない。

(東京書籍『気象科学事典』より抜粋)

一方の「真冬日」というのは“日最高気温が0℃未満の日”を指しており、ちなみにこちらの英語表記は "ice day" となるのだとか。

かつて住んだ北陸で身についた「雪道歩き」のテクニックを、ほんの少しだけ発揮する事の出来た一日でした。