蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

サンデイ・ランブリン

昨日の午後は薄い雲越しの陽射しがやんわりと“強過ぎない”感じで、湿度も高過ぎず低過ぎず至って快適な空気感でした。

そうなるとせっかくの日曜に部屋の中にいるのは勿体無いと、愛用の小さなトランクを手に恒例の“サンデイ・ランブリン”。雨上がりの土手では腰掛ける事もままならないので、私鉄で3駅ばかり先にある街まで歩く事に。

線路伝いに駅→商店街→住宅街→駅→商店街→住宅街と移り行く景色を愉しみながら一頻り歩いて、目的の街に着いたところでコーヒー・ショップに腰を落ち着けてひと休み。

一息吐いたところで以前に何度か覗いた事のある古書店に顔を出して、書架の隅からちょっと珍しい幾何学の本を拾い出して購入。数年前から出版社品切れ中の“ちょっとだけ難しくてしかも面白い”数学エッセイ集です。

帰りはなるべく車の通らなさそうな道を選んで、その本を読みながらの帰途となりましたが、最初の「空間とはなにか」と題された章からイキナリ面白くて、遠回りをしたのに家に辿り着くまでが本当にアッという間でした。

内容についての“あれやこれや”は、読み終えてから改めて御紹介する事にしますね。