蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

C言語入門初心者編

昨日の雨でヤレヤレ暑さにも一息つけたわいと思っていたところが、今日は台風一過で完全に空気が入れ替わったとみえ、思いもかけぬ程涼しい一日となりました。

気象庁のデータを覘いてみると、今日の東京は終日北よりの風が入っており日中の最高気温は23.6℃最低気温は18.2℃となっており、湿度の方も午後からはほぼ50%台と、数値を眺めているだけでも良く判る程の「爽やか日和」でした。

オフィス街を行き交う人の服装も、今日に限っては半袖派と長袖派の割合がかなり拮抗していた感じ。私自身も陽が落ちた後は捲り上げていたシャツの袖を下ろして歩いていました。

さてそんな台風一過の今日、1ヶ月ほど前から取り組んでいた林晴比古氏2003年の著作、『新訂・新C言語入門 ビギナー編』(ソフトバンク・クリエイティブ)を読了しました。

C言語のテキストとしては(株)アンクの『Cの絵本』(翔泳社)、同じ林氏による『新訂・新C言語入門 スーパービギナー編』、山田和夫氏の『基礎からのC』(ソフトバンク・クリエイティブ)に続くものとして取り掛かったのですが、本書は真に優れた“C言語の基本書”と言っても何ら差し支えの無い良書ではないかという気がしています。

もちろん本書に先立って上記3冊を読み終えていたからこその感想だとは思うのですが、アタマ中のあちらこちらに混沌とした状態で散らばっていた知識が、本書によってようやくあるべき場所に収まり始めた・・・と言えば最も読中読後の印象に近いかも知れません。

本書の様なロングセラーを読み終えた後にはいつも書いている事なのですが、やはり名著には名著と呼ばれるだけの所以(ゆえん)がちゃんとあるのだ・・・という事になるでしょうか。

新C言語入門 ビギナー編 (C言語実用マスターシリーズ)

新C言語入門 ビギナー編 (C言語実用マスターシリーズ)