蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

さくらみちフェスティバル

気持ち良く晴れ上がった土曜日の今日、いつもの様に神保町へ出掛けてみれば、“春の古本祭り”とでも言うべき「さくらみちフェスティバル」の真っ最中。

例によって靖国通り沿いの歩道には平台がズラリと並び、各店選りすぐりの掘り出し物が所狭しと品出しされています。

馴染みのお店も店内に入るのはそこそこにして、今日はひたすら“路上の人”です。秋の古本祭りに比べると規模が小さい分、出品書籍に各古書店の「色」がよく出ている感じです。

ちょうど半分程の平台を検分したところだったでしょうか、日本評論社の“シリーズ現代の天文学”から端本が3冊出ているのを発見。かなりコンディションが良いのでそう安くはないだろうなと思っていたら・・・をををををっ!

結局3冊とも楽々と手に入れて、後はすっかり“大名気分”でユルユルと残りの台を見て回る事になりました。

終わり近くに覗いた平台では、“レトロモダン飲料愛好会”なる団体が執筆している『地サイダー読本』(春日出版)という何とも魅力的な一冊も入手。

こんな、普段ならまずお目にかかれそうに無い本までヒョイと手にする事が出来るのも、大きな催事ならではの愉しみと言えそうです。