水無月の朔日
気温は高過ぎず低過ぎず湿度も低めでカラリとした空気、雲ひとつ無い青空から降り注ぐ陽射しは少しばかり強めですが、時折吹く乾いた風がとても爽やか。
1年の折り返し地点でもある6月(水無月)は、こんな素敵に気持ちの良い空模様でのスタートとなりました。
気象情報によれば今後数日間は「晴れ時々曇り」のマークが続いていましたから、本格的な梅雨入り前の貴重な晴れ間が、もう暫くの間愉しめるのかも知れません。
ここ数日の天気図を見てみても、梅雨前線とおぼしき長々とした前線が先月28日辺りからあるにはあるのですが、今日に至るまで北緯20度から30度の辺りで停滞したままになっている様です。
これが次第にじわりじわりと北上して来るにつれ、今日はこちら明日はあちらと、全国的に雨と紫陽花(アジサイ)を愛でるべき“潤いの季節”へと移行して行くのでしょう。
肌に触れるちょっとヒンヤリした冷気が心地良く感じられる今夜、部屋に流れているのはフォーレの『マスクとベルガマスク』。
・・・いい夜です。