秋分の日

台風一過とは言いますが、昨日に引き続き「よくぞここまで」と言いたくなる位に見事な“秋晴れの空”が広がった今日の東京地方でした。

高い高い真っ青な空に白い雲がポカリポカリ。時折り吹く風はカラリと乾いて肌触りも優しく心地よく、これが一昨日吹いていたものと同じく「風」と呼ばれる事に、ちょっと違和感めいたものすら覚える程。

とはいえ、今月２度目となる３連休が素晴らしい好天でスタートしたのは何よりです。今日は朝から窓をいっぱいに開け放って部屋の空気を総入れ替え。湿度計の針がここしばらく目にしなかった低い数値を指しているのを見ると、思わず頬が緩んでしまいます。

午前中は洗濯機をグルグルさせたり掃除機をガーガー言わせたり、昼食後はお馴染み自家焙煎の豆屋さんで買って来たコーヒーを楽しみながら新聞をややジックリめに。

そう、淹れたて熱々のコーヒーがたまらなく美味しい季節が、今年もようやく巡って来たのですねぇ・・・。一口啜るごとに深～く溜息が漏れてしまう“至福の一杯”です。

少し暮らし向きのものでも買い求めに行きましょうとオモテに出ると、集合ポストの中に何やら届いている様子。取り出してみれば、先週出版社に注文しておいた雑誌のバックナンバーでした。

もちろんその足で自宅まで取って返して中身を検め、当然の事ながらそのまま届いたばかりのPC雑誌を読み耽って、結局買い物のためにもう一度部屋を出たのは夕方になってからの事でした。

Tシャツの上に袖捲りした長袖シャツを羽織った格好だったのですが、涼味の中に仄かな冷気すら感じられる、「秋分の日」に相応しい夕暮れ時だったのでした。