蒼風閑語

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祭典の日

いろんなところで人様からお薦めされて、渋谷のTOHOシネマズまで足を延ばしました。目的はもちろんレッド・ツェッペリンの映画『祭典の日/奇跡のライヴ』です。

思えば彼らの初ライヴ映像作品『永遠の詩/狂熱のライヴ』についても、公開当時にはちゃんと劇場で観ていたのでした。

この『永遠の詩』についてはVHSからLDからDVDに至るまで、新しいフォーマットで発売されるたびに買い直してしまう程大好きな作品。

それだけに・・・というよりむしろそれゆえに、でしょうか。今回の『祭典の日』についてはCDやらDVDやらの発売が告知されても、あまり食指が動かなかったのです。

今から5年も前にしかも一度きりしか行われなかった再結成コンサートの様子を、敢えて今観る必然性をあまり感じなかった、というのが正直なところでした。

ところが今週に入ってからというもの、実際に劇場へ足を運んだ方々の感想を見聞きすると何だか大絶賛の嵐。しかもDVDだけじゃなく大画面でも観ておけ!という主張がほとんど。

そう言われると当初の斜(ハス)に構えた考えはアッサリ霧散して、いそいそと本日寄り道をしてきた・・・という次第です。

で、感想なのですけれども、誰かに「どうだった?」と問われると多分一晩中でも語ってしまいそうな位に、何というかもう本当に圧倒的な内容でした。

ジョン・ボーナムの息子であるジェイソンも、3人のオリジナル・メンバーから殊の外大事にされている様子が伝わって来ますし、また彼のプレイ自体も見事に期待に沿うものとなっています。

CDやDVDやBlu-rayの発売は11月21日。何だかすっかり待ち遠しくなってしまいました。