ノヴァエスのピアノ
今日は朝から良い天気。見上げると青い空には巻積雲が浮かんで完全に秋の空模様、空気の方もウンと涼しく爽やかに、となって欲しいところだったのですが・・・何かちょっと暑くない?
と思っている間にも気温はグングン上がって、日中の最高気温は東京で28.1℃と「真夏日一歩手前」まで上昇。最小湿度も60~70%台をウロウロして夏の蒸し暑さが復活です。
ここ数日活躍していた長袖シャツやジャケットには一旦お休み頂いて、今日は再び半袖シャツでのお出掛けとなりました。
さて今日の神保町では、何となく立ち寄ったクラシック専門の中古盤屋さんで久々に嬉しい出逢いがありました。
まずはサンパウロ出身の女性ピアニスト、ギオマール・ノヴァエスのアンソロジーです。以前からLPでは愛聴していたのですが、未聴音源の収録されたCDにお目にかかるのは初めて。しかも2枚組なのに500円って・・・や、安い。
これはこれはと少し気合を入れて品揃えをチェックしていると、今度はマリア・カラスとバーンスタインによるケルビーニのオペラ『メデア』の全曲盤が現れました。こちらも2枚組で500円・・・何だか泣けて来る様なお値段です。
そして今、帰宅した部屋の中ではノヴァエスのピアノが流れているところ。収録されているのはグリーグ、ファリャ、そしてショパン。
こんなにも気持ちの良い演奏に出逢う事は、実はそう多くはありません。暫くはこのCDが我が家のヘヴィ・ローテーションとなりそうです。
・・・さて、明日は野分吹き荒ぶ「長月の晦日」でしょうか。用心しておく事に致しましょう。