シアワセな週末

昨日の土曜日は例によっていつもの如く、神保町の古書店街を歩いていました。

村上春樹氏話題の新刊が発売されてから最初の土曜日という事もあってか、普段よりも更に賑わって見える靖国通りを大した目的もなくブラブラと。

そぞろ歩きをしているだけでも充分気持ちの良い好天だったので「今日は散歩だけでもいいかな」などと思っているとそこはやはり神保町、ちゃんと良い出逢いがありました。

とあるお店で品揃えをつらつら眺めていると、まだ未整理の本の山の一番下に現在も刊行が続いている理工書シリーズの端本が２冊。

店員さんと暫くお喋りをしたついでに「この２冊はまだ値段つかないんですか？」と尋ねてみると、「あ、じゃあ今つけましょうか」とすぐに電卓を叩いて下さったのです。

言い値を伺ってみると相場よりもいささか・・・というより、「相当」安いじゃありませんか！もちろんコンディションも悪くないので即刻持ち帰ることになりました。

ちょうど読みたかった本が思いがけず入手出来た勢いで新刊書店にも足を運び、こちらでは刊行されたばかりの文庫本を買い求めてもうすっかり満足。

新しく我が家にやって来る事になった３冊の本をカバンに収めて一路近くのコーヒー・ショップへ。早速ページを紐解いて読み耽っていた、何ともシアワセな週末だったのでした。