CD10点!
今日は帰宅途中に神保町の中古盤屋さんに寄り道。
恒例の「100均セール」ならぬ「150円均一セール」の開催を告知するメールが、昨日の内に届いていたのです。
夕方に訪ねてみると店内は既に相当な混雑ぶりで、平台の特設コーナー周辺は近寄るのも憚(はばか)られる程の人だかり。
しかもクラシック専門店なので来店者のほぼ全員が「中年以上の男性」、毎度の事ながら売り場には異様な熱気が渦巻いています。
イイ歳をした男性が皆一様に平台の上に腰を屈(かが)めて、CDジャケットの背文字を舐める様に食い入る様に眺めている有様は、なかなかに壮観というか圧巻というか・・・ちょっと怖い。
当然の事ながら私自身も同じ様なスタイルで小1時間ばかり掛けての品定め・・・というか、そんな不自然なポーズで大量の商品をチェックするのはせいぜいそれ位が限度です。
そんなこんなで今回も面白そうな録音を10点選ぶ事が出来ました。ラテンアメリカ弦楽四重奏団による現代作品集とプレヴィンによるウォルトン、ヴァントのモーツァルトにベームとケーゲルのブルックナー、カラスによる歌劇が3点とリサイタルが1点、それにバッハの音楽帖。
新品を定価で買い求めれば2~3万はする組合せですが今日は1500円。支払いの段になると嬉しい半面少しだけ申し訳無い様な気持ちになるのも、毎度毎度の「お約束」ではあるのですけれども。
・・・ともあれ、沢山の新しい音楽とのシアワセな出逢いです。