蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

新しい英和辞典

昨日二十四節気のひとつ「処暑」を過ぎたと思ったら、今日は暦だけでなく気温の上でも何処となく涼しさが漂い始めた感じでした。

神保町をブラブラとそぞろ歩きしていても疲れ方がグッと少ない感じで、店頭の均一台を眺めているのも大して苦になりません。

こんな風に機嫌よく歩いている日はたいてい良い出逢いがあるもので、今日はおるお店の書架で昨年刊行されたばかりの学習英和辞典の新版を見付けてしまいました。

学習英和については旧版から引き続いて『スーパー・アンカー英和辞典 第4版』(学習研究社)を愛用しているのですが、何しろ殆ど使用感の無い良品が結構なリーズナブル・プライスに。辞書を引き比べる愉しさを知る身には強過ぎる誘惑です。

しばらく店頭でページを繰ってはためつすがめつしていたのですけれども、一見して目立っている2重ワクの囲み記事「語義の展開」が面白くて、そこばかりを拾い読みしている内にスッカリ気に入ってしまいました。

しかも見出し語の表示に使われているフォントが同じゴシック体、重要語を示す赤インクの色合いも同様に落ち着いた色調で、見た目の違和感が殆ど無いというのが決定的。ふと気付けば足は自然と店内のレジへ・・・。

・・・という訳で、今夜は新しく我が家にやって来た『ライトハウス英和辞典 第6版』(研究社)を読み込んでいるところ。もちろん隣には愛用の『スーパー・アンカー』を並べて、目下引き比べの真っ最中です。

あぁもう、何でこんなに愉しいんだか!