蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

音楽

たくれん

先日の「セッション・ナイト」からというもの、すっかりドラム脳が活性化してしまった様で、毎日スティックを手にしては部屋の中で振り回している有様です。 ドラムズというのは当然ながら、ギターやベースやキーボードの様に“自宅で音を出して練習する”とい…

セッション・ナイト

今日は古くからの音楽仲間に誘われて、都内某所のスタジオで軽いセッションを愉しみました。 学生時代から長い間一緒に活動していたギタリストと、彼が最近行動を共にする事が多いというヴォーカリスト、そこへ私がドラムスとして加わって、他の足りないパー…

ライヴ・ハウスで

昨夜古い友人のギタリストからお誘いを受けて、都内のあるライヴ・ハウスを覘いて来ました。 南青山にあるお店なので、図書館通いで馴染みのあった広尾駅からブラブラと歩いて行ったのですが、この界隈でも空き店舗の姿が相当目立っているのには少しばかりビ…

ザ・ビッグ・マン

この曲のソロを吹いてみたい。そのためだけにサックスを習ってもいいや・・・とまで一頃は思っていた“大好きな曲”があります。 もちろんジャズやフュージョン界にも大好きなサックス・プレイはあまたあるのですが、この曲は私にとって特別でかけがえの無いも…

こころの逃亡者

ん?あぁーそうかそうか、そうでしたか・・・。昨日6月9日は「69(ロック)の日」だったのですね。 昨日今日とそれを題材にした文章をあちらこちらで拝見して、改めてその存在を認識したような次第だったのでした。 世の中にはいろんな「〇〇の日」があ…

杵柄(きねづか)

相変わらず風は強かったものの空は真っ青、気持ちよく晴れ上がっていたゴールデン・ウィーク前日の木曜でした。 こんな日は普通ならばフラフラと寄り道をしながらユックリ帰途につくところですが、今日は何もしないで真っ直ぐ帰宅です。 帰り着いたら数日前…

ナイトウォーカー

今日の東京地方は日中の最高気温が19.1℃まで上がり、気象庁からは桜の満開も宣言されて、文字通り“春たけなわ”と言ってよい麗らかな一日となりました。 ここまで暖かいとコートはおろか手袋やマフラー、それどころか昼間はジャケットすら不要な位の陽気…

クラシック10選

今日は日中がいくらか暖かくて心なしかホッとした気分。道行く人の足取りも心持ち軽快に見えたので、帰宅途中に少し寄り道をしたくなりました。 既に7時を過ぎており古書店街のお店は閉まっているので、久しぶりにクラシック専門の中古盤店へと足を運んでみ…

音漬けサンデイ

昨日の神保町歩きは数件目に訪ねた中古盤屋さんの店先で、思いがけず長い時間足を止める事になりました。 見れば店頭には大きなダンボールが3つ出され、折しもLP・CD併せた「100均セール」の真っ最中。そこは複数のジャンルを取り扱う総合店なので、…

ケイジャン・サンライズ

先日ジャズ専門の中古盤店で見つけて買い求めた Hank Crawford 1979年のアルバム "Cajun Sunrise" がカッコ良くて、ここのところ毎晩の様に耳を傾けています。 その名前だけは以前から耳にしていたものの作品をジックリ聴くのは本作が初めて。非常に「男…

12月

今日は1日遅れながら John Lennon に因んだ曲を御紹介しておく事にしましょう。 日本のシンガーソングライター SION さんの作品です。 「12月」 “ふたりに疲れてはひとりに戻り まただれか恋しくてまた繰り返す 屋根の上の猫がそんな俺を見て めずらしい…

ドラムズの祭典

今日は、お台場のDIFFER有明で開催されていた“ドラム・マガジン・フェスティバル2010”なる催しに、図らずもお招きに預かったので参加して来ました。 公式ホームページでタイムテーブルを見てみれば、13時開演の21時終演となっており結構な長丁…

輸入盤の魅力

陽射しも風も雨さえもがすっかり秋らしくなって、本を読むにも音楽を聴くのにもうってつけの日々。今日は早々に帰宅して、読みかけの本に目を通しながらBGMには昨日届けられたばかりのCDを。 近頃は音源といえば1枚400~500円程度の中古LPを購…

新月の夜に

昨日は夕方少しばかり回り道をして、普段は滅多に行く事の無い原宿まで足を伸ばし、御招待に与(あずか)っていたコンサートに顔を出して来ました。 会場は表参道に面した洒落た外装のビルの中。小さな多目的ホールに50ばかり椅子を並べた、アットホームな…

残暑の中で

昨日は厳しい残暑にもめげずいつもの様に神保町を歩いていたのですが、さすがに出掛けるタイミングを大分陽が落ちてからにしたので、古書店巡りのルートは時間が無いとき用のショート・カット・ヴァージョン。 それでも数軒で仔細に書架を検分していると、気…

テイク・イット・ホーム

こんなにも幸せそうに響く音楽があっていいのかな・・・と思わず独りごちてしまう程、リラックスした雰囲気が何とも心地良いアルバムと出逢いました。 先週の土曜日に購入した3つの作品の内ロック専門店で買い求めた一枚なのですが、実は数週間前に店内で見…

スティングレイ

「立秋」を過ぎて暦の上ではもう秋・・・などと言った途端に空気まで心持ち乾燥してしまった様で、この土日はカラリとした気持ちの良い晴天に恵まれました。 実は昨日、神保町の中古盤店で Joe Cocker の "Stingray" を入手するという“思わぬ幸運”に恵まれた…

緑の地平線

今日は久々の雨に恵まれ、降ってない時間も終日の曇天。気温の方もようやく30℃付近に留まった過ごし易い一日でした。 降水に伴って湿度もそれなりに上昇している筈なのですが、そこそこ風が吹いているせいもあってか、あの夏の日の雨に特有の“ムワッとした…

ベルリオーズ・プロジェクト

今日はBunkamuraオーチャードホールで行われた、東京フィルハーモニー交響楽団による“ベルリオーズ・プロジェクト”と題されたシリーズの最終日に足を運びました。指揮はミシェル・プラッソン氏。 予定のプログラムは、ビゼーの組曲『アルルの女』よ…

文月の三日に

今日は何処となくどんよりとした空の下でしたが、いつもの様に元気良く神保町を歩いていました。 とはいえ時折ポツポツと小さな雨粒が落ちて来るという不安定な空模様。あまり遅い時間までウロウロするのは得策ではないだろうなと、訪問先を中古CD店のみに…

文月の朔日に

この時期特有とも言うべき“潤い感タップリ”な空気に包まれての、2010年「復路」のスタートとなりました。 ここ数日のほとんどバス・ルームにでもいる様なウェット感は、まるで帰宅途中に冷房・除湿の行き届いたトコロに立ち寄る理由を作ってくれているみ…

東フィルとの夜

今日はまっすぐ帰宅せず、最寄の駅で途中下車。サントリーホールに立ち寄って、東京フィルハーモニー交響楽団の定期公演に。 演目は、モーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲 ハ長調』とマーラーの『交響曲第5番 嬰ハ短調』という豪華なもの。 ど…

眉月と金星

主に1970年代から80年代にかけて、Rainbow や Black Sabbath の中心メンバーとして、また自己のバンド Dio のリーダーとして一世を風靡したヴォーカリスト、Ronnie James Dio の訃報が届きました。 思えば Carpenters や Beatles で洋楽に馴染み、Kiss…

アナログ日和

今日は朝からカラリと晴れた良い天気。しかもよく乾燥しているせいもあってか、空気が何処となくシャン!としている様な気がします。 いつもの様に神保町へと足を伸ばすとこの好天に誘われたのでしょうか、古書店街はオモテもウラもそれなりの人出。どのお店…

クルト・ワイルの世界

オモテを歩いているだけで何故だか理由(わけ)もなく哀しくなって来る様な・・・今日はそれくらい暖かくて麗らかで気持ちの良い空気に包まれていた一日でした。 明日からは5日間のお休みなのだからと、帰宅途中にはロック/ジャズ系の中古盤屋にふらふらと…

ライヴ盤3品

見事に咲き揃った花の白さと空の青さのコントラストに目を奪われながら、足取りも軽く歩いていた昨日の神保町。 いつものルートの途中にある有名なCDショップでは、随分久しぶりに中古LPのセールをやっている模様。 どれどれと覗いてみれば以前の様な「…

シシリアンヌ

昨日の夜ラジオでクラシックの専門番組を聴いていると、長らく耳にしていなかった大好きな曲が流れました。 曲はオーストリアの女性作曲家である、マリア・テレジア・フォン・パラディスの作品で『シシリアンヌ(シチリア舞曲)』。 私が愛聴していたのはジ…

ウタゴコロ

しばらく前に近所の中古雑貨店で買い求めたLPなのですが、セッション・ドラマーの Steve Gadd が1984年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム "Gaddabout" (『ガッドアバウト』)がカッコ良くて、夜毎ターン・テーブルの上に載せています。 Steve…

理想のブリュンヒルデ

1990年、メトロポリタン歌劇場で上演されたワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』を収録した映像ソフトでは、第1夜「ワルキューレ」から第3夜「神々の黄昏」まで、オーディオ・ヴィジュアル両面において文字通り“完璧な”ブリュンヒルデが観られます…

ギターの魂

言ったところで詮無い事ですが、暑いですねぇ・・。 決してギラギラと容赦なく夏の陽射しが照り付けているという訳ではないのに、このサウナの中に閉じ込められた様なムシムシ感は、真綿で首を絞められるが如くジワジワと体に効いて来る感じです。 「ギラギ…